2023.3.25. その通りやってみたのに...
肩こりますよね~
そこで、テレビや週刊誌の記事、SNSなどの書き込み通り
ここを押さえればここお灸をすれば、ここをストレッチすれば…を見つけ
「ならば!」
と、その通り、カチカチの肩や肩甲骨間部、腰やお尻を力任せに押圧やストレッチをします
「う~ッ」と効いているような感覚が脳の中を巡ります。「効く〜!」という感覚です。
さて、押圧する手を離して確認をしましょう。
「これはイイ!」という時もあれば「なんだかなぁ~」という時もあります
「なんだかなぁ~」その理由はなんでしょうか?
何度見直してもやり方は間違っていません。
そうです!どこも間違ってはいません!
「なんだかなぁ~」
「ここを押せば痛みとお別れ!」って書いてるのに....
その通りにやってみたのに一体どこがいけないのでしょうか?
①どこかで的外れ?
②押し手の力不足?
③もしかして震源地は他にある?
などなど...様々な理由が浮かびます
「でも、その通りやっている....」
とても大切な要素があることをご存じですか?
それは「受け手の体位」です
例えば、肩凝り解消法!でよく目にするこちらの画像
このように座った姿勢をとることで肩の筋肉はピ-ンと張り詰めた緊張状態となります
その張り詰めた筋肉の上から力任せに押圧すれば
「あ、そこ!」と効いている感覚「痛いのは効いているから」という感覚
「じゃぁ!」と押し手は肘から力が逃げないようにと目一杯押圧の力を加えます
「受け手=じっと我慢の子」「押し手=無駄な力を出している」
実は二人共とても辛い姿勢なのです
逆に寝転んでだらっとした体位は押し手の指の扱いの自由度が増し
受け手も我慢をしながら押圧を受ける必要はありません
「目一杯緊張した体表面を押圧する」のと「少し脱力した体表面を押圧する」
これが効果を引き出す要素であることは意外に知られていません
そう!少しでも脱力した体位は効果を引き出す大切な条件の一つなのです
それでも改善しない場合は施術を受けられたらいかがでしょうか?
こんな風に少しづつですがこれまで滞りがちだったBLOGを更新しようと考えています
よろしければお付き合いくださいませ
ではまたお会いしましょう
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